色素増感太陽電池は、マイナス極・電解質・プラス極という構成になっており、プラス極は電気を通す電極に、光と反応させる色素を結合させた酸化チタン層を載せた構造になっている。
色素に光が当たるとエネルギーが高まり、色素から電子が飛び出し、酸化チタンを伝わってマイナス電極から外部の回路に流れる。
電子を失った色素は電解質のヨウ素から電子を奪って元の状態に戻る。
ヨウ素はプラス極で外部から電子を奪って元の状態に戻るという仕組みになっている。
色素増感太陽電池は、高温・高真空の製造工程が不要で、生産費を低く抑えられるため、各社が研究を進めている。
昨年(2007年)暮、シャープが世界最高効率の色素型太陽電池モジュールを開発し、実用化が近いと報道された。
TDKと太陽誘電が色素型で、太陽電池ビジネスへの参入が報道されている。
ペクセル・テクノロジーズは「iPod」「iPod nano」向け充電器の試作品を、グンゼは太陽電池付きトレーニングウェアを発表している。
2008年3月、独立行政法人 産業技術総合研究所は、タンデム型(最小単位のセルを重ね合わせた構造)色素増感太陽電池として変換効率11%を実現している。
参考WEBサイト
bp special ECOマネジメント/コラム
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/torii/18/index.shtml
色素増感型太陽電池
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/solar_cell/01_mokuji.htm
Graetzel cell
http://www.eguchi-lab.ehcc.kyoto-u.ac.jp/sikiso-j.html
iPod充電器にも──フィルム型太陽電池の柔軟な活用法 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/29/news116.html
産総研:プレス・リリース 新しい高効率色素増感太陽電池の開発
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/pr20080304/pr20080304.html
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