がんばれ!!しんちゃん
子育てから、音楽・ビデオ鑑賞などの趣味、学問や能力開発等生活全般に関する話題を断片的に書き綴る。
豊かさの指標
最近の新聞報道等で、各産業の減益が目に付く。
鉄鋼、製紙、電力、電機、金融・証券、JRまでも...。
北海道電力は、減益49.1%と発表した。7月から電気料金を平均68円値上げだ。
円高の煽りを受け、輸出産業(トヨタ等)も大きな打撃を受けた。
尤も、日本は、内需拡大(国内産業の育成や消費拡大)に眼を向けるべきだが...。

原油は過去30年で20倍の値段になっており、現在石油はダブついている(出光は輸出している。ウルトラマンが協力しているのに...。)にも係わらず、庶民はガソリン価格の高騰に生活を圧迫されている。
福田首相の顔は、一部の国民(石油大手)の方を向いてはいるが、一般国民の方を向いていない。

日本の過去50年の平均インフレ率は、3.8%だそうだが、そればかりではなく税金・保険負担も増え続けており、一方、賃金は殆ど変わらず、また貯金の金利も極めて0に近い。
中・低所得者は次第に豊かでなくなっている。
階級的見ると、十数年前までは中流意識が大勢を占めていた(「一億総中流社会」と呼ばれていた)が、中産階級(労働者階級よりは資産があり、自ら資本家になるほどの資産はない階層)は、急速に低所得者層へ変わりつつある。


何が「豊かさ」を示す指標となるだろうか。
GDPは今や豊かさを示す指標というより、経済学の欠陥ではないかとも思える。
現状では、GDPを伸ばすためには、地球を破壊し、消費を煽り続けなければならないからだ。
また、GDPには地下経済(日曜大工、育児、料理、洗濯、清掃等)が含まれない。
さらに、「豊かにならないコスト(通勤費、暖房費、治療費等)」を含んでいる。
ナイジェリアでは、GDPの3/4程が地下経済であると言われている。


仏サルコジ大統領はかつて、「経済成長を測る方法を変えなければならない」と言ったことがあると言う。

中国統計局は「国民幸福指数」なるものを作成中であるらしい。
例によって、メディアコントロールの新たなツールになる可能性は高いが、所得格差を何とかしようという動きはあるようだ。
中国の株式市場は、殆どギャンブル(投機が主流)で不正の温床となっていると言う。
資本主義の精神(まずは勤勉さ)に欠けるのだ。


新しい豊かさの指標は、「幸福」がキーワードであるようだ。
「幸福」は個人的なものである。
したがって、個人の自由意志を保障・尊重することが、「幸福」の第一歩といえるだろう。
「自由」には「フリーダム: freedom」と「リバティ:liberty」があり、古英語に語源があるらしい。
「フリーダム」は義務を免除された状態、「リバティ」は権利が保障された状態と若干の意味の違いがあるが、殆ど同じ意味で用いられているようだ(詳しいことは分からないが...)。

自由を「何でもありの好き勝手なことし放題」、若しくは「ほっといてくれ」と考えないようにしたい。

定量化できない「幸福」をどういう方法で測るか、「幸福の科学」には「幸福」はあると思えないが、昔読んだラッセルの「幸福論」がさりげなく「幸福」を捉えている気がする。尤も、殆ど内容は覚えていないが...。

それにしても、知る限り殆どの宗教は過去のことばかりにこだわり、何が人とこの世界を幸福にするかを忘れている。

「日本珍スポット100景」(http://b-spot.seesaa.net/)で、キリスト祭りを動画で観てしまった。
これぞ、宗教の真の姿だ!

古くから伝わる「ナニャドヤラ」という歌の意味は、地元の人には分からず、
第41回キリスト祭りに出席したエリ・コーヘン駐日イスラエル大使も激怒せずに「ヘブライ語であるようだがはっきりした意味は分からない」と言ったとか言わなかったとか...。

世界中の宗教家は深刻で小難しい顔をせずに、このお祭りをみて眼を覚ますべし。

平和だ。




参考文献

「幸福論」B.ラッセル著(岩波文庫)



参考WEBサイト

自由 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1

日本珍スポット100景-B級スポット観光ガイド-
http://b-spot.seesaa.net/

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能登の不思議
石川県羽咋市には、古来からUFO伝説(と思われる話)がある。
眉丈山に怪光を発して飛ぶ物体(そうはちぼん)の話や鍋が空から降りてきて神隠しに遭う話もあると言う。
また、地名に「羽」という字がついている場所は、飛ぶことと関係が深いことは確かだ。岐阜県の位山を中心として、南北(37度11分前後)に「羽根」と言う地名がほぼ、1集中している。
この羽根ライン(能登半島の宝位山-奥能登の羽根神社-富山湾の呉羽山-羽根神社-小羽-位山-岐阜県萩原町羽根-愛知県岡崎市羽根-愛知県赤羽根町光岩-愛知県赤羽根町の中心)の320kmの距離の中で2分(3km。5万分の1の地図では、太い鉛筆の線に隠れてしまう程度)の狂いしかない。
この異常な程の測量制度は何か。

かつて、渡辺豊和氏は縄文人は鏡を使って光通信をしていたのではないかと言っていたが、遠く離れた山頂と山頂の情報伝達に光通信を使った可能性はあるだろう。

富山湾近辺の御皇城山と尖山と夫婦(二上)山とは、ほぼ正三角形の位置にある。
尖山はピラミッドであるという説もある。

東京(江戸)や京都に見られる風水の結界などの正確さに通ずるものがある。
武田信玄から豊臣秀吉・徳川家康、秀忠、家光と三代目まで仕えた天海は風水に長けた怪僧であったという。
この地の地霊を決定的に鎮め、コントロールしたと言われている。
ところが、日本の測量技術は3世紀末(古墳時代)には、相当進んでいたようだ。
陰陽道が日本に入ってきたのは唐代(7世紀以降)であると言われていたが、時間がかみ合わない。
元々、日本に存在していたものが、中国の陰陽五行説を取り入れて、変貌したものと考えるべきだろう。
日本には、測量技術が古来から確立されていたのかもしれない。
修験者にはある種の測量技術があったとも言われる。


能登には様々な伝説が残っている。
羽咋のすぐ近くの押水町の宝達山には、モーゼの墓があり、能登町(旧能都町)・羽根には、羽衣伝説がある。
また、浦島太郎伝説は全国に21を数えるらしいが、1200年前、浦島太郎は能登に漂着したようだ。
石川県松任市には石の木塚の話が伝わっている。
龍宮から戻ってきた浦島が、何十年も時が過ぎ去っていたことに衝撃を受け、死んでしまい、後から様子を見にきた乙姫と、浦島との間にできた子供達が泣き伏し石になってしまったという話だ(龍宮への入口、または乙姫らが作った浦島の墓であるという説もある)。


参考文献

「日本珍スポット100景」五十嵐麻理 著(ぴあ)

『「竹内文書」の謎を解く』布施泰和著(成甲書房)

「縄文夢通信―縄文人は驚くべき超文明を持っていた」 渡辺豊和著(徳間書店)

「大江戸魔方陣―徳川三百年を護った風水の謎」加門 七海著 (河出文庫)

「東京魔方陣―首都に息づくハイテク風水の正体」加門 七海著 (河出文庫)


参考WEBサイト

能登の民話伝説(legends and folk Tales in Noto)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/5161/LegendsInNoto.htm

能登半島UFOの町にある宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋
http://www.hakui.ne.jp/ufo/

のとでんでん倶楽部 [ 能登の民話 ]
http://dendenclub.com/folktale/folktale06.html


昔話伝説
http://toriya.e-monda.com/bunka/mukasi.htm

全国の各地の浦島太郎伝説
http://www.japan-net.ne.jp/~seicyan/urashima/zenkoku/zenkoku.htm

岩石信仰の対象とその祭り
http://f1.aaa.livedoor.jp/~megalith/minzokukei.html

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キリストの墓
結論から言うと、この胸のすくような論説は好きだ。

中国がどんな無茶苦茶な理屈(日本はもともと中国だった等)を言っても、もう驚かない。
世界は日本の枝国(中国は支那であり、ユダヤのユダ(沖縄方言で枝)という)だったのだ!
韓国が竹島を勝手に独島と名付け、韓国の領土だというなら、朝鮮半島は元々日本の領土だと言ってやりたい。
また、中国が尖閣諸島や沖縄までもを狙っているなら、長江近辺は全て日本だったと言ってやりたいと思っていた。

山根キクは、従来の日ユ同祖説(日本民族には失われたユダヤ十支族の血が流れているという説)とは違い、モーゼ(大室姫と結婚し、後に能登半島・押水町に骨を埋めた)、キリストや釈迦も日本に教えを請いに来ており、天皇は世界の中心的存在であり、日本から文化が世界各地に広まったと言う。

竹内巨麿が流出させた竹内文書等を論拠としてはいるが、山根キクは東北近辺をフィードワークしており、青森県戸来村にキリスト(別名:戸来太郎天空坊)の墓があるという(現在観光名所となっている)。
処刑されたのはキリストの弟であり、キリストは死なずに戻ってくることを命ぜられていたと言う。

また、戸来村にはダビデの星(六芒星)を校章としている戸来小学校の他、棺の上に「十」を印したり、赤ん坊の初宮参りの際、額に紅で「十」の字を印す習慣などユダヤ・キリスト教と関係ありそうなことが多い。
キクはキリストが一旦故郷に戻ったとき、何人かのユダヤ人を連れてきて、帰化したのがこの辺りの人たちだと言う。

但し、正統竹内家の竹内陸泰氏(第73世武内武内宿禰)は、隠れキリシタンとの関係を疑っている。
巨麿の竹内文書は、正統竹内文書(本来は文書に残すことを禁じられている)が元本になっているようだ。
古事記や日本書紀も改竄された可能性は高く(中国の史記なども例外ではない)、これらの書(偽書といわれている書も含め)の関連性や類似点・相違点を重ね合わせあるいは、繋ぎあわせてみることで、おぼろげながら史実が浮かび上がってくるのではないだろうか。

ところで、日本には最古のものが意外と多いようだ。
それも、近年になってから続々と「世界最古」という発表が相次いでいる。
つい最近、世界最古(というより類をみない)の編み物が発見されたという報道があった。北海道恵庭で出土(2006年9月)した、3200年前(縄文後期)の「もじり編み」という技法を施した模様編みの布で、衣服に使用していた可能性があると言う。
つまり、服をデザインしていたのだ。

有名なところでは、世界最古(607年)の木造建築は法隆寺の金堂、五重塔。

世界最古の王室・皇室は天皇家(日本書紀の編年から遡ると紀元前660年神武天皇即位)で、4世紀前後とする説もあるが、それでも現存する中では世界最古となる。


1960年、佐世保市福井洞穴から、隆起線文土器(リュウキセンモンドキ)が発見され、炭素測定法の結果、1万2000年以上前の物と判明。
当時としては、ありえない古さだった。

1969年、佐世保市瀬戸越町泉福寺洞穴から発見された豆粒文土器(トウリュウモンドキ)はさらに古い(推定1万4000年以上前)ものと確認された。


1988年、青森県の大平山元遺跡で出土した無文土器は1万6500年前(縄文時代前)と推定された。
尚、日本国内では1万2000年前の土器が数例出ている。
この辺りには環状列石もある。

三内丸山遺跡では、世界最古(約9000年前)の漆製品も出土しており、その技術の高さ等から、漆の装飾技術は中国が最古と考えられていたが、それを覆す結果となった。
また、巨大な建造物や天然アスファルトの使用などは、これまでの縄文の生活のイメージを塗り替えた。


2000年の旧石器捏造事件(アマチュア考古学研究家の藤村新一による日本の考古学界最大のスキャンダル)があったが、縄文時代については捏造は不可能(明確な遺構が地下を掘削して造られているため、土の性格から直ちに真偽が判断可能)であるようだ。


ファンタジーやSFとみなされいた超古代史は、考古学によって次第に照明されていっているように感じるのは気のせいだろうか?



参考文献

「キリストは日本で死んでいる」山根キク著(たま出版)

『「竹内文書」の謎を解く』布施泰和著(成甲書房)

参考WEBサイト

文化・芸能 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/89169.html


旧石器捏造事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9F%B3%E5%99%A8%E6%8D%8F%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

青森県の縄文遺跡群/青森県内の主な縄文遺跡
http://www.net.pref.aomori.jp/aomori_jomon/prefecture/prefecture2.html#02

公式ホームページ 特別史跡「三内丸山遺跡」
http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

南朝と竹内文書
http://f35.aaa.livedoor.jp/~shinri/nantake.html#label3

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新しい経済体制2
■デュアル為替レート

中国・日本・韓国・シンガポールは自国の通貨の価値を米ドルより安く設定しており、アメリカも輸出の為替レートを独自に設定すると、どうなるか?

例えば、1ドル=8元だとして、輸出入に限り、1ドル=6元というレートを設定し、中国の輸出入業者に限って、そのレートを認める(決済はFRBが行うものとする)。
そうすると、中国の輸入業者は中国中央銀行に1ドル=8元支払うより、FRBに6元を支払って輸入した方が得なので、中国は輸入が増える。
アメリカの輸入業者は、1ドル=8元に交換できるので安い中国製品を輸入することができる。
つまり、アメリカは輸出入を縮小せずに対中国貿易赤字を削減できるというわけだ。

この方法で、アメリカの製造業は復活し、数百万人の雇用が生まれる。
一方、アジア諸国では、アメリカの消費が拡大することで、輸出が増大する。




アメリカで主流となっている経済モデルには「人間」がいない。
医療・教育・環境等は抜け落ちており、あるべき理想への方向付けも、希望もない。
今のままでは、子供達に大きな負の遺産を背負わせることになるのは目に見えている。
現在、大人が置かれている状況よりも、精神的・肉体的に不健康になることは間違いないだろう(数値には表せないが...)。

IT化が進み、便利になっているはずなのに、裕福にはなっていない。
賃金は目減りしている。
日本の問題は、まず国内の需要拡大が放置され、輸出拡大に依存し過ぎたことが挙げられる。
「自由貿易こそが善である」という神話(かつて「土地は値下がりしない」という神話があった)は捨て去り、虚構にふりまわされない眼を養うことが肝要だ。






参考文献

「社会的共通資本」 宇沢 弘文著(岩波新書)

「新たな黄金時代」ラビ・バトラ著(あうん)
日本の危機4
ラビ・バトラ博士は、アメリカの貧困の主要因は、石油価格高騰・低い最低賃金・逆進課税の税制・グローバリゼーション(アウトソーシングによって労働者の賃金が下がる)であると言う。
また、拡大した貿易赤字は他の国々に膨大な米ドルを引き受けさせることに繋がった。
日本に対しても、優良企業や日銀が大量にアメリカ国債を購入しなければならなくなる政策を取り出した。
アメリカ国内での失業と貧困が進行する中で、議員報酬はどんどん上がり、市民の税金は上がっていった。社会保障税は1970年〜2005年の間に一桁(1840%)値上がりした。


似たような状況が日本でも進行している。
「揮発油税及び地方道路税」(あくまでも暫定であったにも係わらず)をだらだらと期限を引き延ばし、しかもその税金に消費税まで上乗せしておきながら、期限切れが、財源確保上問題となっている。
今まで、期限切れの後の対策は何も考えていなかったのか(単に又引き延ばせばいいと考えていたのか)?
また、名称が「地方」となっているが国税である。
姑息な手段の塊のような法なのだ。

因みに、自動車重量税の暫定税率は2008年4月30日をもって失効する。

報道されている石油大手と道路族の腐敗はごく一部であろう。

ところで、4/15支給の年金から、75歳以上の医療保険料の天引き(後期高齢者医療制度)が開始された。
各地で、ミスが相次ぎ、そちらの方に眼が奪われているが、問題をそらされないように注視する必要がある。

プラウトでの「搾取」は経済的・知的・精神的搾取を言う。

大前提として、人間の行動(個人であっても、集団であっても)は自然の法則に従う。
株式市場やマネーサプライのようなものでも、例外ではない。
そして、ラビ・バトラ博士は社会循環論を唱え、資本主義が2010年までに崩壊すると言う。
それは、1955年の大恐慌から始まる。
日本の金利は世界最低であり、日本の株式市場が金利を理由に暴落することはない。
するとすれば、円高ドル安が引き金となるらしい。
デリバティブ市場(コンピュータを使い、先物・スワップ・オプションなどの金融手法を駆使して、膨大な利益をあげようという市場。取引の実態がバランスシートには記載されず、オフ・バランス取引として、公衆の目から隠されている。本質的に投機的ギャンブル)の発展によって、一つのヘッジファンドが投機に失敗すれば、危機は世界の金融システムを直撃する構造が作られてしまった)。
資本主義の弱体化を象徴するのがこのヘッジファンド(自己資金の10倍程度の借金を行い、それを投機に当てる)と金融システムの一体化だ。

アメリカ経済の行方ばかりではなく、北京オリンピック後のバブル崩壊や中国株式市場の動向等が、日本経済にどれほどの影響を及ぼすか、日本政府は対応策を練っているのだろうか?



参考文献

「新たな黄金時代」ラビ・バトラ著(あうん)

「社会的共通資本」 宇沢 弘文著(岩波新書)


参考WEBサイト

年金天引き開始、75歳以上の医療保険料 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080415-OYT8T00258.htm

中国株 中国株式市場
http://www.best-investor.com/china/stock_market.html



新しい経済体制
主流となっている経済学(新古典派理論)では市場経済制度という虚構を構築し、3つの理
論的前提を持つ。
(1)希少資源の私有制
(2)全ての生産物が可塑的ないしは非摩擦的である。
  既存の資本設備を時間もカネもかけずに他の産業用に変更できる。
(3)所得配分の効率性のみを基準とし、公正性については問わない。

ケインズ経済学は、新古典派理論の2つの公理(資源配分のマリアビリティ、市場均衡の安定性)を否定したが、希少資源の私有制と所得配分の公正性については全く触れない。

新古典派理論とケインズ経済学が取りこぼした最も重要な点を捉えるのが制度主義の理論だ。
人間がいる経済学である。
制度主義は全ての人間的尊厳が守られ、魂の自立が保たれ、市民的権利が最大限に享受できるような経済体制をめざすものだ。
制度主義の具体的な表現である社会的共通資本は、自然環境・社会的インフラストラクチャー・制度資本に大別できる。
制度資本とは、教育・医療・司法・金融・制度などを言う。
社会的共通資本は国家の統治機構の一部として、官僚的に管理されたり、利潤追求の対象として市場的な条件に左右されてはならない。
社会的共通資本の各部門は職業的専門家によって管理・維持されるべきものであると言う。
特に教育と医療は重要である。
又、環境問題(特に大気の破壊)は、主義を超えた対応が急がれる。
資本主義の弊害と社会主義の幻想が明らかになるにつれ、新しい経済体制の必要性が高まってきた。

今、中国等は共産主義から、資本主義へ移行しようとしているが果たして、調和的な経済体制の実現が可能だろうか?
中国は、日本流資本主義(小室直樹教授は「ぬえ経済」と言った)を見習ったのか?
中国は製造業が発達する前に株式市場が発展してしまったため、かなりマネーに偏った経済体制と言わざるを得ない。
決定的なのは、資本主義の精神が欠けていることだ。
日本において、明治政府は資本主義を輸入するにあたり、二宮金次郎を国民的アイドルとして、勤勉の思想を広めた(日本には元々勤勉の下地があった)。



ドル保有率は中国が一位(二位は日本、三位はロシア)であり、中国はアメリカを買い支えている。
中国はアメリカの企業の大株主でもある。
例えば、デル・コンピュータ(米国防総省に大量にコンピュータを納入している企業)の株主は中国が多くを占めていると言う。

そのうち、三角合併で日本の優良企業を買収するのだろう。

因みに、ロシアは原油高で好景気が続いており、IT関連の日本企業を買収しているようだ。

「金融帝国主義」の台頭であると唱える者もある。

米国経済の衰退は激しく、国内の荒んだ状態もそれに拍車をかけている。
アウトソーシングによって、儲けたつもりが、国内製造業を衰退させ、格安商品の輸入超過を招き、国内には失業者が増え、摩天楼と瓦礫の山が同居する国となりつつある。

中国では、北京オリンピックの後、首都を移転する計画があると言う(香港あたりか?)。
支配層が住むには、北京は環境が破壊され過ぎたのだろう。
また、次のターゲット、台湾や沖縄をにらんでのことか?




参考文献

「社会的共通資本」 宇沢 弘文著(岩波新書)

「痛快!憲法学」小室直樹著(集英社インターナショナル )
政治を動かす宗教の影
4/4、中川昭一衆院議員が会長を務める「真・保守政策研究会」はペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授(ダライ・ラマ法王日本駐在連絡官、同日本代表部事務所担当初代代表などを務めた)を招きチベット問題等について勉強会を開き、日中両国政府への提言をまとめる方針だ。

ペマ・ギャルポ氏はチベット暴動について、「ダライ・ラマ法王はチベット人民に対し、中国支配に暴力で抵抗しないよう求めているが、若者はこれに強い不満を抱いている。中国はオリンピックをチベット支配の正当化に利用しようとしており、そういうオリンピックには反対する」と語った。

中川氏は、加藤紘一元幹事長(自民党)が真・保守政策研究会を「偏狭なナショナリズム」と批判したことを受けて、4/3、伊吹派総会で「訳も分からず安易に批判されては黙っていられない。どっちが国のことを考えているか。私は負けていないつもりだ」と反論した。

ペマ・ギャルポ氏は、中沢新一(その代表著作「虹の階梯」がオーム真理教の思想的基盤となった)と対談などをしており、麻原彰晃をダライ・ラマ14世に紹介したと言われている(後にオウム真理教とは関係を絶った)。
この辺りの事情をどう捉えるか?

中国当局は、ダライ・ラマ14世がナチス支持者だったというなりふり構わない誹謗中傷を行っており、チベットとナチスの関係も中国のプロパガンダである可能性がある。
また、チベットとオーム真理教も思想的基盤が類似であり、過去に繋がりがあるからといって、同じ方向を向いているとは限らない。
例えば、第二次世界大戦中の鬼畜ナチスと日本は同盟を結んでいたが、対戦リーグのような感覚の当時の日本には決勝戦はドイツであると予想していたとう事例もある。

小池百合子女史と大本との関係も気になるところだ。
小池女史の講演内容もその主旨は「バイオエタノールの原料を従来の食糧から転用するのは間違いである」ということであり、理に適っている。
猿芝居には思えない。

権力に擦り寄い、また信者から搾り取った資金で巨額の富を得ている創○価○学○会(池田某は名誉博士号コレクター・有名人マニア)とは、別ものであってほしいというのが率直な願いだ。




参考文献

北海道新聞4/18朝刊


参考WEBサイト

加藤「偏狭」発言に昭一激怒 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080404/stt0804040042000-n1.htm

ペマ・ギャルポ 公式サイト - Pema Gyalpo Offcial Website -
http://www.pemagyal.com/

中国との正しい関係:日の丸半導体 Rising Up! - CNET Japan
http://japan.cnet.com/blog/hinomaru/2008/04/17/entry_27000620/

東洋哲学研究所:名誉学術称号一覧(池田大作が購入した名誉博士号など)
http://www.totetu.org/a/a_02_3.html
アメリカ経済の悪循環
アメリカ建国当初から裕福な大地主によって支配されて来た。
南北戦争の後、権力は裕福な工業経営者と銀行家へと移り変わった。
米ドル紙幣はアメリカ国外において、より多く流通しており、輸入の赤字分を印刷すればよいのだ。

1973年のG7以降、円高が進んだ。
変動相場制へ移行し、アメリカの貿易赤字は減り、その代わりに石油価格の上昇が起こり、1980年になると、インフレ率が上昇。
それを制御するために銀行の貸し出しが制御されたことにより、金利が上昇した。

海外の資金がアメリカ金融市場になだれ込むと、米ドルの国際需要を引き上げる(ドルの評価を引き上げる)。
海外では割高なアメリカ商品、アメリカ国内では割安の海外商品が溢れることになる。
そうすると、アメリカの輸出は急落し、輸入が増加する。
こうして貿易赤字は、また膨れ上がる。

貧困の原因は公的な機関や官領たちの腐敗によるものであるようだ。
CEOの収入は最大化し、労働者の賃金はできるだけ低く抑えられる。
これが、消費者の需要を供給より低下させ、供給先をあらたに探すことに繋がり、政府の負担も膨らむ。
ブッシュとチェイニーが決めたアフガニスタンとイラクの開戦は、多くの兵士の命を犠牲にしながら、エクソン・モービルやハリーバートン等石油産業に大きな利益をもたらしている。
1973年を境にアメリカの労働者の実質賃金が低下し始めたと言う。
それも、生産性は上昇し続けていたにもかかわらずだ。
OPECが石油の輸出停止措置を決め、石油価格は4倍に上昇し、それ以前の価格レベルには戻らなかった。
これ以降、バブルが度々襲ってくるようになり、投機に係わる欲望がそのまま経済に影響するようになったのだ。
グリーンスパンが行ったFF金利(フィデラル・ファンド金利=銀行同士が翌日返済の貸付を行う時の金利)の引き下げは、副作用を起した。

現在の石油バブルは、OPECからではなく、エクソン・モービルやシェブロン、シェル等のアメリカ石油会社から起こった。
まず、原油は全く不足していないし、ハリケーン・カトリーナが襲ってくる前から原油とガソリンの値は上がっていた。
OTC取引(法規制のない店頭取引)では、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、やヘッジファンド等は公的機関の監督の目を逃れて契約を進められると言う。
中国やインドでの経済の急成長やイラン情勢の不安定は単なる言い訳に過ぎないのだろう。
通貨の過剰発行が主要因だが、石油価格とインフレは常に「相乗り」の状態で推移している。
そして、ラビ・バトラ博士は、アメリカのインフレサイクル(30年周期)が世界経済を決定付けていると説く。


参考文献

「新たな黄金時代」ラビ・バトラ著(あ・うん)

「1995〜2010世界大恐慌」ラビ・バトラ著(総合法令)


解離性同一障害とユング心理学3
ユングは自我を意識の中核であり、生得的なものではなく、乳幼児期は混沌とした無意識の状態(ウロボロス)であると考えた。

ペルソナは自我の外向きの仮面であり、クロムの酸化皮膜のようなものなのだろうか?
自我が行き詰まり、心的エネルギーが一時的に無意識へ退行せざるを得なくなると、意識は夢や鬱状態に陥りやすくなるらしい。

自我が耐え続けていくと、意識の変容が訪れ、意識に象徴が現れるのだ。

ユングの言う象徴とは、無意識的な側面を有し、いまのところ、これ以上の良い表現が他にはない」という直感的な表現のことであり、たとえば、菊の紋章(十六八重菊)は天皇と皇室を表す紋章である。

因みにバビロン遺跡のイシュタル門には12菊花紋が刻まれてあり、イラクのスサには16菊花紋の紋章があると言う。また、菊ではないがヨガの第五チャクラ(ヴィシュッダ・チャクラ)は、16弁の蓮華のようなシンボルだ。

グレート・マザーは、「母」の元型像で、幼少期の経験や成長の過程で保護する一方、支配するもの全てを象徴する元型でもある。
神聖で大地や豊穣、生命力や死をもたらすもの、あるいは蛇やドラゴン、湿潤なもの、海等としても象徴されている。

老賢者の象徴は、導き手としての特徴を備えている。
ユングは自分の夢の中に登場した老人(フィレモン)について、「心の中に私がつくり出すものではなく、それらが自分自身をつくり出し、それ自身が生命を持つものだという決定的な洞察を私に痛切に感じせしめた」と言っている。
また、人が病気になると外部に治療者を求めるが、内部でも治療者が賦活していく。


参考文献

「ユング派カウンセリング入門」大住誠著(ちくま新書)

「ユング心理学入門」 河合隼雄著(培風館)


「心理学と錬金術 (1)(2)」 C・G・ユング著(人文書院)

「偶然の一致の心理学―ユング心理学による占いと共時性の原理」マリー=ルイゼ・フォン・フランツ著(たま出版)

「自然現象と心の構造」カール・グスタフ・ユング 、W.パウリ著(海鳴社)

「人間と象徴 上下」カール・グスタフ・ユング(河出書房新社)


参考WEBサイト


菊花紋章 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E8%8A%B1%E7%B4%8B%E7%AB%A0

Seven Chakras
http://www.sakshin.com/Meditation/Chakra.html

シュメールとはスメルである:ナオミ日記:So-net blog
http://naomilove.blog.so-net.ne.jp/2007-02-09

テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

解離性同一障害とユング心理学2
セラピストの関与とは、心理療法のプロセス(クライエントとの相互の関係性)の中で、セラピストの心も大きく変容することであり、一般的な因果関係を立てることは困難な場合が多いと言う。

近代科学が説得力持ちえたのは、普遍性・論理性・客観性によるところが大きいが、現実はこの近代科学のパラダイムのみでとらえられるものではない。

治療の過程では、シンクロニシティが起こる場合もあると言う。
また、クライエントの症状の原因を一義的に断定できるものではなく、物語のひとつであるに過ぎないことも多く、その物語も多義的な意味を含んで展開していく。
クライエントの夢等に現れるイメージには象徴として多義的な意味が含まれている。

クライエントとセラピストの交流は言葉以外でも行われ、クライアントの身体症状を自分の身体で感じる(エンパシー)ことがあると言う。

ユングは、無意識を意識によってコントロールされるべき対象とは考えず、無意識自体がある種の自律性を持ち、自らしかるべき方向に変容して行くものであると考えた。

近代科学のパラダイムではほとんど捉えきれない無意識をグノーシス・錬金術・易・魔術・キリスト教等の神秘主義哲学を駆使して心理学で扱えるようにしようとしたのだ。




参考文献

「ユング派カウンセリング入門」大住誠著(ちくま新書)

「ユング心理学入門」 河合隼雄著(培風館)


「心理学と錬金術 (1)(2)」 C・G・ユング著(人文書院)

「偶然の一致の心理学―ユング心理学による占いと共時性の原理」マリー=ルイゼ・フォン・フランツ著(たま出版)

「自然現象と心の構造」カール・グスタフ・ユング 、W.パウリ著(海鳴社)

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解離性同一障害とユング心理学
ユングは、劣等機能を意識化し、自我に取り込んでいく過程を個性化と呼んでいる。
人格の多面性を統合して生きることも個性化と言える。
錬金術における物質の変容過程は、そこに投影された錬金術師たちの自己実現であり、黄金とはセルフであったのだと説く。

また、ユングは夢を無意識世界の表現であり、無意識そのものが、主体性と自律性を有している考えた。

ユング派ではセラピストとクライアントの内的世界の交流を通して治療が行われていくと考える。
ユングは集合的無意識が働くようになると、内外の事象が星座のようにまとまりを持って、生じるようになってくると言う。
カウンセラーは病名の診断よりも病態の見立てが最も大切となる。
解離状態を新しい性格形成あるいは自己実現の一プロセスと捉える。

ドーパミンが過剰なら、妄想・幻覚などの統合失調症の症状を呈する。
ノルアドレナリンが低下すると、驚きや怒りと関係が深く、鬱病・パニック障害を起す。アドレナリンは恐怖と関係が深い。
セロトニンは体温調節・気分調節・睡眠・摂食・性機能と関係が深い。

なぜ、神経伝達物質の異変がおこるのだろう?
明確な説明ができない。
「心」を仮定して、病理を探求する視点は最重要だ。
神経症は意識と無意識との調整作用が上手く行かない状態であるとも考えられる。
この調整を成功させるため、無意識からのメッセージ(夢のイメージや象徴)を意識が受け入れることのできるようにする工夫が必要だ。

心が発展するメカニズムは、自我の一時的な安定を破っても、新たな統合に向うようにセルフによって根拠付けられている。
そして変容が起こるのだ。

ユングは、新たな統合に向かっている状態が心の病であると考える。




■箱庭療法



砂箱の内寸は、57cm×72cm×7cm
内側が青く塗られている。
人、動物、木、花、乗り物、建築物、橋、怪獣等のミニチュアで、自由に遊びながら自分自身の内的世界を表現していく。

箱庭療法では、「ゲニウス・ロキ」を重要視する。
「ゲニウス・ロキ」とは、場所や土地に宿る精霊という意味で、その精霊が、深層心理の神話的な力と結びついて、創造を活性化させ、箱庭に表現されていくというイメージだ。





参考文献

「ユング派カウンセリング入門」大住誠著(ちくま新書)

参考WEBサイト

ユング:意識のタイプと人の相性
http://homepage1.nifty.com/thenamongja/aruhi_hu/yungu/yungu_taipu_2_aisyou.htm

箱庭療法の世界
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/sandplay/index.html

精神療法4 (箱庭療法と遊戯療法)
http://yukitachi.cool.ne.jp/utsu/u64hakoniwa.html

遊戯療法
http://www.jttk.zaq.ne.jp/babmt806/newpage45.html

テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

日本の危機3
P.R.サーカー師が唱える「プラウト経済」とは、人類が目指すべき、新しい社会システムで3つの柱を持つ。

(1)世界中の資源と資源活用の可能性は、人類全ての共有財産である。

(2)資源を最大限に効率よく活用し、それを合理的に配分し、真の意味での、個人と社会の進歩を目指すべきである。

(3)諸悪の根源である富の集中を排除した倫理的で合理的な利益配分システムを作りあげる。


倫理観に基づいた霊性(江原啓之等とは無関係)を根底に置いており、この霊性が人類を一体化し、普遍的な社会づくりをしていく原動力になると考えている。

ラビ・バトラ氏の経済についての未来予測は、サーカー師の教えを受け継ぐものであり、ヴェブレンが自然環境などを社会的共通資本とした考え方に類似性がみられる。

P.R.サーカー師は、アナンダ・マルガの創始者でもある。
アナンダマルガとは社会奉仕、健康的な生活、そして霊性の実践を促進する活動で、1955年から、シュリシュリアナンダムルティ師(インドの政治活動家で哲学者)のインスピレーションによって始まった。

プラウト経済学と社会主義と違うのは、働きに応じて報酬を受けとることができることと、マネーは社会を支配しないことだ。

1950年代〜1975年くらいまでは、日本経済は倫理的であり、1973年のオイルショック以来、アメリカ式経済がもてはやされ、リストラが日常茶判事となった。

プラウト経済政策とは、「賃金を上げる」ということに尽きる。
「成果主義」のようなものではなく、協調性を重視した実力主義による終身雇用がよい職人を増やすのだ。

賃金が上がらなければ消費は抑えられ、景気は回復しない。
企業は法人税を多く払えばいいのだ。
また、プラウト経済では、社員全員が株主であり経営者であるという。
ラビ・バトラ氏は、戦後日本の経済形態にプラウト経済の原型を見る。

今が旬のアメリカの企業、googleの会社形態は日本的である。
投機的な株主の影響力を防ぐため、少数の特権株主が会社の長期計画の舵をとる。
また、職場内には生活に必要な殆どのものがそろっており、ひとつの福祉国家のようになっているという。
3食無料、上からの命令がない等、常識では考えられないことになっている。
googleは、人を大切にする企業なのだろう。

かつての日本では、特に人を大切にしていたとは言えないかもしれないが、一部の中小企業では、従業員と経営者が非常に仲がよかった時期もあったようだ。
googleとは違い、カジュアルな状態して能力アップを図るという意図はなく、運命共同体的な人間関係だったのかもしれないが、形態が似ていることは、意味性が転換しやすいかもしれない。
つまり、日本的経営が搾取的資本主義を覆す可能性はないとも言えないだろう。



因みに、ラビ・バトラ氏は共産主義の崩壊を予測したが、他にも小室直樹氏が「ソビエト帝国の崩壊―瀕死のクマが世界であがく」(1980年出版)でソ連崩壊を予測している。
他にも、外交評論家の那須聖氏が、「ソ連崩壊が迫る」(1987年出版)で予測している。




参考文献

「日本国破産のシナリオ」ラビ・バトラ著(あうん)

「自動車の社会的費用」 宇沢 弘文著(岩波新書)

「経済学と人間の心」 宇沢 弘文著(東洋経済新報社)」

「ソビエト帝国の崩壊―瀕死のクマが世界であがく」小室直樹著 (光文社カッパビジネス)


参考WEBサイト

アナンダマルガは 日本 - P.R. サーカー師
http://anandamarga.jp/prsarkar.htm

TBS|がっちりマンデー!!
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/oa20061015-mo4.html

時事問題(2001,2年)
http://homepage2.nifty.com/motoyama/current.htm
太陽光発電のゆくえ6
■注目の色素型

色素増感太陽電池は、マイナス極・電解質・プラス極という構成になっており、プラス極は電気を通す電極に、光と反応させる色素を結合させた酸化チタン層を載せた構造になっている。
色素に光が当たるとエネルギーが高まり、色素から電子が飛び出し、酸化チタンを伝わってマイナス電極から外部の回路に流れる。
電子を失った色素は電解質のヨウ素から電子を奪って元の状態に戻る。
ヨウ素はプラス極で外部から電子を奪って元の状態に戻るという仕組みになっている。


色素増感太陽電池は、高温・高真空の製造工程が不要で、生産費を低く抑えられるため、各社が研究を進めている。


昨年(2007年)暮、シャープが世界最高効率の色素型太陽電池モジュールを開発し、実用化が近いと報道された。


TDKと太陽誘電が色素型で、太陽電池ビジネスへの参入が報道されている。

ペクセル・テクノロジーズは「iPod」「iPod nano」向け充電器の試作品を、グンゼは太陽電池付きトレーニングウェアを発表している。

2008年3月、独立行政法人 産業技術総合研究所は、タンデム型(最小単位のセルを重ね合わせた構造)色素増感太陽電池として変換効率11%を実現している。


参考WEBサイト

bp special ECOマネジメント/コラム
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/torii/18/index.shtml


色素増感型太陽電池
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/solar_cell/01_mokuji.htm

Graetzel cell
http://www.eguchi-lab.ehcc.kyoto-u.ac.jp/sikiso-j.html

iPod充電器にも──フィルム型太陽電池の柔軟な活用法 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/29/news116.html

産総研:プレス・リリース 新しい高効率色素増感太陽電池の開発
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/pr20080304/pr20080304.html

テーマ:生活に役立つ情報 - ジャンル:ライフ

未来予測
未来予測と言えば、これまでは、過去のデータのトレンドから統計的に未来を外挿する方法がとられていたが、最近、事情が少し変わったようだ。
予測したい事象の発展を支配する法則が分かっている場合、その事象の現在のデータを初期条件として与えるだけで、未来を予測する。

2002年、日本の「地球シミュレータ」はニューヨークタイムズで、「コンピュートニック」と表現された。
人間の生き方・考え方やパラダイムまでも大きく変える可能性を持っていると評価されたのだろう。

あらゆる物が相互に影響し合っている自然を要素還元物理学とは全く違った方法で捉え直す事は、パラダイムの変革であるのだろう。

「複雑性の科学」というアプローチもあるが、実験法・解析方法を見出すのが困難である。

現実の物事は線形的に振舞うことも、平衡であることも稀である。
シミュレーションでは、非線形・非平衡の世界を扱える。

ベクトル型(シーモア・クレイが考えた方法で、メモリ部と演算部を結ぶパイプライン装置を使う)のスーパーコンピュータは高価なため、スカラ型(演算ごとのデータをメモリからプロセッサに運ぶ方式)コンピュータ複数を並列に繋ぎ、処理能力を上げる方式(パラレルコンピュータ)が登場したが、通信速度がネックになった。

約400億円、(旧)宇宙開発事業団、(旧)日本原子力研究所、(旧)海洋科学技術センターで「地球シミュレータ開発」を行った。
NTTが受注し、地球シミュレータ開発センターが設置された。
ベクトル型プロセッサ(8ギガ・フロップス)×8=64ギガ・フロップスと16ギガ・バイトの共有メモリを1まとめにしたものを1プロセッサ・ノードとする。

*フロップス(FLOPS)=1秒間に浮動小数点数演算が何回できるかという能力。


640個を配列し、理論最大演算性能は64ギガ・フロップス×640個=40.96テラ・フロップス。
ところが、米国が大騒ぎしたのは、この性能ではないと言う。
地球シミュレータがホリスティック(全的)であり、システムを丸ごとシミュレートできる可能性を持っていたからだ。

部分的にではなく、複雑に絡み合った要素間の相互作用を、高精度でシミュレートできる事が、要素還元的なパラダイムを覆す可能性を秘めていることが評価されたのだ。
地球の温暖化や環境汚染、地震・異常気象の予測・自動車の衝突安全性の設計・ナノ材料の開発等などをシミュレーションすることが可能。

一つの成果としては、2100年までの予測を行い、温暖化の強く出やすい地域とそれ以外の地域の分布を明らかにした。

人為的に温暖化ガス排出を与えた場合と与えない場合の比較をし、人為的に排出が温暖化の原因であるとした。

経済・社会問題のシミュレーションは、人間を基本構成要素とすれば、約60億人の相互作用を解くシミュレーションと考えられる。
しかし、経済や社会に大きな影響を与えるのは、政治家・経営トップ等の行動に基因することが多いため単純化することができる場合もある。
また、集団として超粒子的に扱うことで、モデル粒子数は極端に減らすことができる。
問題は、初期条件の獲得や条件付けが難しいことだ。
中でも個人情報が大きく作用することがあるようだ。

現在、地球シミュレータの性能は、世界一ではなくなった(米IBMの「BlueGene/L」が36.01TFLOPSを出した)が、文部科学省の主導で2010年までに、10(ペタフロップス)PFLOPS(=1京FLOPS)の「汎用京速計算機」を開発するプロジェクトが進行している。
「地球シミュレータ」の約250倍の演算性能だ。
国家戦略的意味も含め、米国に高性能のコンピュータを依存しないという方向は正しいと思う。
税金の無駄遣いだという声も聞こえるが、成果や利権が一部に偏るのは大きな問題だが、将来を考えること(未来志向)は、現在の生活を守ることと同時進行させるべきだろう。

ただ、悪夢の未来(フィリップ・K・ディックの描く「マイノリティ・リポート」のような近未来)が待っている可能性もないわけではない。

コンピュータの使い方の問題ではあるが...。



参考文献

「未来を予測する技術」佐藤哲也著(ソフトバンク新書)

「マイノリティ・リポート」フィリップ・K・ディック (ハヤカワ文庫SF)

参考WEBサイト

アメリカを驚かす日本の世界最速コンピュータ
http://www.icot.or.jp/FTS/REPORTS/H13-reports/earth_simulator.html

地球シミュレータセンター : The Earth Simulator Center
http://www.es.jamstec.go.jp/index.html

ITmediaニュース:「汎用京速計算機」は人体シミュレーションを目指す
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/28/news107.html

温暖化を救うか?スーパーコンピュータ|環境問題 エコビジネス:WEBマガジン「カーソル」
http://www.kersol.net/contents/500165/50016501

マイノリティ・リポート
http://www.foxjapan.com/movies/minority/
過去と未来
我が子(小4)が幼稚園児頃から、「ドラゴンボールZ」を見てから、興味を持っているテーマがある。

未来や過去を旅行することだ。
特にタイムマシーンには、強く惹かれるものがあるようだ。
「ドラゴンボールZ」では、別の未来のセルやトランクスが、こちらの世界へやってきて、パラレルワールドで戦いが展開する。

数年前、鵡川町の「穂別地球体験館」に行ったことが、地球誕生や古代への興味にも繋がった。
遠い過去(宇宙誕生まで時間を遡ること)への憧れがかなり膨らんだようだった。

また、H・G・ウェルズ原作の映画「タイムマシーン」(H・G・ウェルズの孫によるリメーク版)にも感動していた。
遠い未来は、また原始時代になるのかと聞いていた。
この作品は、当時のイギリス社会の労使の階級格差への批判をテーマにしていると聞いたことがある。

「仮面ライダー電王」では、未来人の欲望がイマジンという怪人(悪霊それとも、もののけ?)になって、現代人に取り憑き、願いを叶える代わりに過去の時間を引き渡すという契約する。
劇場版では、江戸時代やジュラ紀までタイムトラベルした。


「時をかける少女」(アニメ版)では、(筒井康隆)原作の主人公、芳山和子が、叔母として登場しており、原作の続編的構成だ。主人公のキャラクターは、あっけらかんとしているが、結末は切ない。

「サマータイムマシーン・ブルース」では、近過去(?)へエアコンのリモコンを取りに行き、てんやわんやの騒動となる。
「バックトゥーザ・フューチャー」のパロディ的な要素もある。

また、「バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式」では、主人公(広末涼子)は洗濯機型のタイムマシンで、バブル期へ行く。
そして、過去から戻ってみると...。

果たして、タイムマシン作成は可能なのか?



参考文献

「恐竜・大昔の生き物」学研

参考映像

「ドラゴンボールZ」

「タイムマシン」

「仮面ライダー電王」

「サマータイムマシーン・ブルース」

「時を駆ける少女」(アニメ版)

「バックトゥーザ・フューチャー」

「ドラえもん」

「バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式」

参考WEBサイト

むかわ町立穂別博物館 - 第一章 白亜紀の生き物(恐竜時代の海の生き物たち)
http://www10.plala.or.jp/mukawa/soshiki/hakubutsukan/no1hakuaki.html

穂別地球体験館
http://www.hokkai.or.jp/hobetsu/taikenkan/

仮面ライダー電王(東映公式)
http://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.asp?action=category&key=movie

[映画]バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜 公式サイト
http://www.go-bubble.com/index.html

時をかける少女
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/


テーマ:教育って何だ? - ジャンル:学校・教育

日本の危機2
日本政府は戦後最長の好景気であると宣伝しているが、一般国民(政府と利権で繋がっていない国民)の犠牲の上に成り立っている。
リストラや非正社員は急増しており、サラリーマンは重税と保険料アップで収入はどんどん目減りしている。
物価は高騰し、次は消費税増税が計画されている。

最近、経済と戦争はかなり近い関係にあるということが理解できるようになった。
経済戦争とは、決して言葉のアヤではなく、文字通り戦争なのだ。
現に、日本国民はせっせと働いたカネを貯金と税金・保険にまわし、日本政府あるいは、銀行や保険会社経由で外国(特にアメリカ)へ送金している。
アメリカの裕福層は益々、豊かになり、日本国民は更に節約、効率化を強いられる。
日本国民をサイボーグ化した方がよいくらいだ。

エシュロンが経済戦略に使われているとして、EC会議は、アメリカを訴えた、日本にも三沢基地など、エシュロンの設備があるが、そのおこぼれは貰っていないようだ。
冷戦頃から日本におけるCIAの工作活動が活発化し、日米経済戦争に突入していった。

日本人はGHQの戦後処理プログラムで心を改造され、子羊の群あるいは刈り取りの時を待つ麦畑となってしまったのか。

自虐的な国民性を植え付けられた日本人と、サイコな裕福層と良き市民とアホな国民の混在するアメリカ。
もちろん、そう単純ではないだろう。

ところで、大増税でも、景気が回復しなければ、国債の償還停止・預金封鎖・資産税導入などが順次実施されるかもしれない。
明治9年に「秩禄処分」(各藩から俸給を受けいていた武士体制が解体)。
終戦直後には「金融緊急措置」(戦時国債の償還を切り捨て、新円切り替えに伴う預金封鎖)を行った。





参考文献

「日本国破産のシナリオ」ラビ・バトラ著(あうん)


参考WEBサイト

三沢にも傍受基地!? 世界的な通信監視ネットワーク“エシュロン”の実態を報告する国際シンポ開催
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2000/07/25/610375-000.html

エシュロンとNSA
http://www.infovlad.net/underground/asia/japan/dossier/echelon/echelon_nsa.html

軍事常識ABC
http://www.kamiura.com/abc33.html

洞爺湖サミットの準備

ザ・ウインザー・ホテル2

ザ・ウインザー・ホテル1


先週、洞爺湖サミットの会場、ザ・ウインザー・ホテルの近辺を偵察に行ってきた。
一泊、3万円ほどのホテルで、山の頂上にある。
ヨーロッパの古城という設定なのだろうか?
洞爺湖近辺は、噴火後間もないころと違い、活気が出てきた(あのころも商魂たくましく、噴火口の近くまで出店が数件あったが...)。
あちこちで建設工事が行われており、新しい道路や長いトンネルも作られていた。
公共事業が増えるのはよいが、また、どこかで(道路族?)カネの流れが滞り、経済効果は期待できないのだろう。反対に北海道の景気が益々、悪くならないように祈るばかりだ。
今日(4/5)、福田首相がザ・ウインザー・ホテルにやって来たらしい。
数日前、福田首相は揮発油税の暫定税率が3月末で期限切れとなることについて、政治のツケを国民に回すことになったと陳謝した上で、暫定税率維持の必要性を訴えたようだが、顔はどの国民に向かっていたのだろうか?
少なくとも、一般国民ではないようだ。
また、社会保険庁トップに向かって、「君たちがしっかりしないから、民間人が入り込む隙を与えるのだ」という主旨のことを言ったようだ。
この人は、自分が特別な存在だと考えているのだろうか?
国と国民を豊かにするという特別な責任感を持って仕事をしている公務員がどれくらいいるのだろうか?
自分達は特別な恩恵を受ける権利があると考え違いしてはいないだろうか?

まず、一般国民(裕福層ではない!)の生活を見て、賃金を上げ、保険料や税金の負担を軽くし、安心して消費が増やせるような状態にしようとするのが先決ではないのか?
アメリカやイギリスの経済学の悪い面ばかり、学ばないで日本の風土にマッチした経済学を取り入れるべきではないのか!



太陽光発電のゆくえ5
ついに、日本は太陽電池生産トップの座をドイツに譲ってしまったことを知って、愕然とした。
原材料の調達が遅れたことや住宅用太陽発電への補助金廃止などにより日本市場が縮小しているのが原因であるらしい。
2005年には導入数で、ドイツに抜かれている。
日本政府は何をしているのだろう。
100年先を考えるようなことはできなくなってしまったのか?
ナノテクノロジー、ロボット工学、植樹(大化の改新から始まったとされている)と並ぶ日本の誇る技術なのに、目先の利益ばかり追及し、夢も希望も売ってしまうのか?
目先のことしか考えられない政治家が多すぎる。
また、官僚機構が腐敗しきっており、かつてのノブレスオブリージュ(騎士道精神)はなくなってしまったのだろう。
ドイツをはじめ、ヨーロッパでは、太陽光発電で得たエネルギーを3倍の価格で買い取るなどの政策が進められているが、日本では今まで行っていた補助金も打ち切られるなど、国の取り組み方に疑問が多い。
政治家の顔は裕福者の方ばかり向いているのだろう。
しかも、ほとんどのカネが利権関係者にだけ流れ、景気がよくても一般国民には還元されない。
若しくは、一般国民の犠牲(リストラ、保険料や税金の値上げ、物価高等)の上に成り立っているのだろう。


一方、努力している団体もある。
NEDOの委託によるもので、稚内市において日本最大(5000KW)の太陽光発電設備を建設するプロジェクトがある。すでに(h19.11)1600KWは完成。
因みに、世界最大は、ポルトガル、2位はドイツだ。
稚内には、風力発電も74基稼動しており、両方が稼動すると、稚内市の約75%の電力がまかなえるらしい。

厳しい自然環境でどれだけ自然エネルギーを利用できるかの一大実験だ。
太陽光発電は植樹と並ぶ日本の誇りと考えたい。




参考文献

『「発電貯金」ならほっといてもお金がたまる』岩堀良弘著(総合法令)

「なぜ、日本が太陽光発電で世界一になれたのか」(NEDO)



参考WEBサイト


環境・自然・科学 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/84189.html

「マングローブ植林大作戦」のページ
http://www.alles.or.jp/~mangrove/

プロジェクト〜大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証実験プロジェクト〜
http://www.rera-vie.jp/project_04.html

地域振興課(太陽光実証研究)
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/section.main/tiiki.sinkou/osirase-pv.project.htm

ソフトエネルギー: 洞爺湖サミット、電力を太陽光で…環境配慮をアピール / クリッピング YOMIURI ONLINE
http://greenpost.way-nifty.com/softenergy/2008/01/yomiuri_online_38e6.html
日本の危機
オーストラリアの人口は、約2000万人、ニュージーランドの人口は約400万人、日本の人口は、約1億2700万人
日本:377,801 平方キロメートル
豪州:7,741,220 平方キロメートル

この圧倒的な差はなんだ!
かつて、日本人はウサギ小屋に住み、こま鼠のように働いていると言われていた。
 

ヤルタ会談の時点では、ソ連は日本と戦争をしておらず、日本との間に不可侵条約も結んでいた。

ところが、ヤルタ協定では、千島列島のソ連への割譲をソ連に保証している。

約束が違うとはこのことだ!

東京裁判の際、インドのパール判事は欧米諸国の人たちの中には、アジア人にたいする差別観をもつものがいると言った。

現在、アメリカにとって沖縄は重要な基地であり、それがなくなると、台湾を始め、南西諸島から沖縄本島まで中国に占領される可能性が高い。

石油・天然ガスの宝庫でもあり、150年前にペリー提督が給水のため沖縄に立ち寄り、大統領に、この島はいずれ手に入れるべきであると報告している。

1985年「プラザ合意」で1ドル=360円から、1ドル=240円になり、翌年には1ドル=80円台になった。
この負担は日本の輸出関連産業に重くのしかかった。
「日本構造協議」では「内需の拡大(輸入の拡大)」を約束させられ、日本は公共事業を大幅に増やして対応した。
このため、普段、鹿やキツネしか通らないような舗装道路が数多く作られた。

さらに、5%の公定歩合を、2.5%まで引き下げさせられた。
金余りとなった銀行は株と土地への金をどんどん貸付け、バブルが発生した。
次に、一転して金融引き締めを強要しバブルは崩壊、銀行には巨額の不良債権が残り、日本はデフレに突入。
日米の金利差により、投機資金は米国債に流れた。

次に、「外為法の改正」により外国為替業務の対外直接投資が自由化された。
このため、外資による会社乗っ取り、M&A(合併と買収)が自由になった。
さらに、「金融ビッグバン」は護送船団方式(一番力の弱い銀行に合わせて預金金利の決定や貸出金利の決定を行う方式)を解体し、いくつかの銀行が外資の手に渡った。

「会社法の改正」により、M&A(企業買収・合併)の円滑化がはかられ、外資による日本の優良大企業の乗っ取りが進んだ。
さらに、日本における子会社を通じて日本企業を買収し、対価として海外本社の外国株式が使える「三角合併」も自由化された。

毎年、アメリカ政府が日本に突きつける「年次改革要望書」には、14年以上も前から、「郵政民営化要求」が書き込まれていた。


参考文献

「日本国破産のシナリオ」ラビ・バトラ著(あうん)


参考WEBサイト

得々経営情報
http://www.tabisland.ne.jp/news/news2.nsf/ByDateEnter/62EA1425BBEEC789492566CC001E1EFA

金融用語辞典
http://www.findai.com/yogo/0071.htm
太陽光発電のゆくえ4
三洋電気(株)の常任顧問、桑野幸徳氏はジェネシス計画を発表した(1989)。
これは太陽電池を全世界規模でネットワーク化し、昼の地域から夜の地域へ又は晴れの地域から雨の地域へエネルギー輸送を実現しようとする計画だ。
超伝導ケーブルを使えば損失も抑えられると言う。
スケールの大きさに驚いた。

又、カネカ先端技術開発研究所は、非結晶(アモルファス)シリコンと薄膜多結晶シリコンとの合体した「薄膜シリコン・ハイブリット太陽電池」の開発に成功し、2001年には量産が始まった。

2007年には富士電気システム(株)は「FWAVE」という太陽電池の大量生産を始めた。
「FWAVE」はプラスチック・フィルムを基板としており、「軽い」「曲がる」「薄い」という特徴を持ち、アモルファスなので、弱い光でも発電が可能だ。
特に屋外での電話やパソコンの電源とする等、様々な使い方ができる。

再春館製薬所の「再春館ヒルトップ」は民間トップクラスの太陽光発電施設で、敷地面積8万坪(26.446281万 m2。東京ドームの約5倍)、総発電能力は1600KW(2006年)あり、総使用電力の約20%を補っていると言う。

群馬県太田市には戸建住宅の太陽光発電システムの集中連係としては世界最大規模の「太陽光発電のまち」がある。
太陽電池の総設備容量は2.130KW。


国内の無人灯台(1810)や日本製の人工衛星(約150基)は全てにシャープ製の太陽電池が搭載されている。
この需要が「世界のシャープ」の礎となったのだ。
現在、全世界のエネルギー総量の0.1%(2005年で2000MW)にも達していない。
国家100年の計を考えるなら、太陽光発電が重要な選択肢であることがわかる。

日本政府による1974年〜2000年までの長期計画(サンシャイン計画)では、当時すでに水素エネルギーを取り上げている。
最有力視されていたのは石炭であった。

日本はすでに100%近くの電力供給システムを作り上げており、既存の電力系統とどう連係させるかというひとつの解答が「系統連係のシステム」だ。
一般家庭向きの太陽光発電システム普及の鍵は、電気事業法の制約であり、
30V以上の発電機関を設置するには通産大臣の認可を必要としていた。
又、電気主任技術者の資格がなければ、運営が出来なかった。
又、導入経費が高いことや系統連係も普及の鍵となっていた。

1994年、KW当り200万円の太陽光発電システムのコストは1996年には1KW当り120万円になっていた。
日本は2010年に太陽光発電は482万KWの導入目標を掲げている。

市場は、2005年には年間4千億円規模となり、世界生産量の48%(833MW)で、世界最大の生産国となっている。
トップ5に日本企業が4社(シャープ、京セラ、三洋、三菱)も入っている。
また、二酸化炭素を削減できるため、クリーンエネルギーとして、将来の再生可能エネルギーの中核となるものだ。
人類エネルギー消費量はGDPと比例関係にある。

ただ、一番の問題は、いつの場合でも利権に群がる者達の食い物にされ、また官僚制度の腐敗がクリーンエネルギーを汚れたものに換えてしまうのではないかと心配である。

2005年、導入量はドイツに抜かれてしまった。
ドイツは前年からの伸びが2倍近くあった。
その背景には「再生可能エネルギー法」の改正があったが、その供給を支えているのは日本の企業だ。

他の産業への波及効果として、世界最大規模の量産ライン。
大型TFT液晶ディスプレイにも、シリコンが使われている。
薄膜シリコン太陽電池の製造工程で大面積のガラス基板に薄膜のシリコンを形成する技術が流用されている。
ウエハ(基板)を糸ノコで切る技術(ワイヤソー技術)で口径の大きい(8インチ以上の)インゴット(塊)をスライスできるようになった。
一度に大量のICチップを作成できることでき、コストダウンに繋がった。

複写機やプリンター、光センサーへの技術利用も進んでいる。


(制度・施策)
1990年、電気事業法関連法の改正で、手続きが簡素化された。

1992年、電力会社による余剰電力の買取り制度。

1993年、「系統連係技術要件のガイドライン」策定


資源の少ない日本が技術の力で獲得した太陽光発電は日本にふさわしい発電方法と言えるだろう。
なんといっても日本の国旗も太陽だ。

日本国じゅうの家の屋根が太陽光発電のモジュールを載せている風景を思い描くと壮観だ。
そして、あまり遠くない未来、原子力・火力・水力発電所は姿を消し、電気は基本的に自給自足となるのだろうか?

稚内市には風力発電の他、メガソーラー「超大型太陽光発電所(VLS-PV)」があり、5MW(家庭の電力の約1500軒分)が賄える。




参考文献

『「発電貯金」ならほっといてもお金がたまる』岩堀良弘著(総合法令)

「なぜ、日本が太陽光発電で世界一になれたのか」(NEDO)


参考WEBサイト

NEDO:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
http://www.nedo.go.jp/

進む環境破壊 [カネカ]
http://www.a-sic.kaneka.co.jp/j/destroy/index.html

住宅用太陽光発電システム|三洋電機
http://www.sanyo.co.jp/clean/solar/

住宅用太陽光発電システム サンビスタ:シャープ
http://www.sharp.co.jp/sunvista/index.html

京セラ | 太陽光発電(ソーラー発電) | 京セラのソーラーエネルギー
http://www.kyocera.co.jp/prdct/solar/

富士電機システムズ / アモルファス太陽電池 FWAVE
http://www.fesys.co.jp/sougou/seihin/fwave/index.html

三菱電機 三菱太陽光発電システム
http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/

プロジェクト〜大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証実験プロジェクト〜
http://www.rera-vie.jp/project_04.html

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