利率と利回り
(1)利率
金融商品に預けた元本に対して、どのくらいの利息が付くかを年率で表したもの。
(2)利回り
金融商品に預けた期間中に、元本に対してどのくらい増えたかを表したもの。
預入期間中に増えた額を、預けた元本と預入れ年数で割った「年平均利回り」を、普通は利回りという。
単利と複利
(1)単利
預けた元本に対してのみ利息が支払われるもの。
満期時の元利合計=元本×{1+年利率/100×預入期間(×0.8)}
*20%源泉分離課税後の元利合計
(2)複利
一定期間ごとに支払われる利息を元本に組入れて、次期間は「元本+利息」を新しい「元本」とみなして利息が支払われるもの。
1ヶ月複利、半年複利、1年複利があり、条件が同じなら、1ヶ月複利が満期時の利息の額が最も大きくなる。
[1年複利]
満期時の元利合計=元本×{1+年利率/100(×0.8)}年数
[半年複利]
満期時の元利合計=元本×{1+年利率/100(×0.8)}年数×2
年平均利回り
1年当たりに換算した場合
年平均利回り(%)=(満期時の利息合計÷預入年数)/元本×100
預金者にとっての主な関心事は、実際にいくら増えたかなので、利回りに注目!
(複利の場合)
年利率<年平均利回り
(単利の場合)
年利率=年平均利回り
固定金利と変動金利
(1)固定金利
預け入れた時に約束された利率が、満期時まで変わらないもの。
金利が高い時、金利低下局面で有利。
(2)変動金利
預け入れ期間中に金利水準の変化に応じて利率が変わるもの。
金利が低い時、金利上昇局面で有利。
(3)選択基準
公定歩合が0.1%で1年定期でも0.03%等のように低金利の時は、長期の固定金利商品を選択することは有利ではない。
また、金利が上昇傾向にあるときは、変動金利商品が有利。

