80:20の法則等とも言われ、不良品の80%は全体の20%の不具合から生み出される等というような使われ方をする。
元々は、所得配分の統計的研究から発見された法則だ。
ABC分析を利用し、重要な順にA・B・Cの3つのランクに分け、パレート図(累積度数分布図)を作成することができる。
パレート図とは、QC7つ道具の一つで、データを層別し、値の大きい順に並べた棒グラフで表し、その累積百分率を折れ線グラフで示した図だ。
問題解決・改善等、意思決定に当たってどの項目が重要かを判断するのに使われる。
特にビジネスでは、パレートの法則は非常に便利なツールである。
例えば、書籍の販売を考えてみると、売れ筋の本を揃えておくことが効率の良い方法だ。売れない本は、スペースの無駄でしかない。
ところが、アマゾン等、オンラインショップでは、売れ筋意外の本の売り上げが、売れ筋本の売り上げを凌駕している。
いわゆるロングテイル現象だ。
パレートの法則が当てはまらない領域だ。
物理的空間の経費が不要(店舗がいらない)であること、検索エンジンの進歩(瞬時に調べることができる。検索経済という言葉もある)等、経済が数理経済理論通りに動く(インターネットは経済的制約条件を限りなく0に近づけつつある)ことが主要因のようだ。

